コラム
お口の粘膜の異常は口腔外科へ
皆さんこんにちは。
おやざと歯科です。
口腔外科医は、歯だけではなく、お口全体の粘膜の病気も治療することができます。
具体的には、唾液腺の異常によるドライマウスや口腔カンジダ症、口腔がんなどです。
今回はそういった口腔粘膜の症状と病気についてわかりやすく解説します。
お口が渇きやすいと感じたら、それは口腔乾燥症かもしれません。
一般的には「ドライマウス」と呼ばれる症状で、主に唾液腺の機能低下が原因となります。
私たちの唾液腺は、加齢に伴ってその機能低下し、唾液分泌量も少なくなるので、年齢を重ねるごとに口腔乾燥を実感しやすくなります。
そういった場合は、唾液腺をマッサージしたり、口腔保湿剤を活用したりすることで症状の改善をはかります。
ケースによっては「シェーグレン症候群」のような病気が背景に潜んでいるかもしれませんので、ドライマウスにお困りの方は一度、当院の口腔外科までお越しください。
口腔カンジダ症とは、カンジダ菌というカビの一種が原因で発症するお口の病気です。
免疫力が低下していたり、お口の中が不衛生になっていたりすると発症しやすいです。
口腔粘膜に白い苔のような物質が認められるのが特徴で、そうした白苔(はくたい)は、ガーゼで容易に拭い去ることができます。
その他、粘膜が赤くなる、口の中がしみるといった症状にお悩みの場合は、口腔外科を受診しましょう。
口腔がんも口腔外科の診療領域です。
舌がんや歯肉がん、頬粘膜がんなど発生する部位によって呼び名が変わりますが、いずれも口腔外科で治療を受けることができます。
舌や歯茎に不自然な変色がある、硬いしこりが認められるなど、お口の中に悪性腫瘍を思わせるような異常が認められる場合は、口腔外科の出番です。
このように、口腔外科ではドライマウスやカンジダ症、口腔がんなどの診療を行っております。
適宜、大学病院などとも連携しながら適切な診療を行ってまいりますので、上述したような症状が現れた場合は、まず当院までお越しください。
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