コラム
睡眠時無呼吸症候群は歯科でも治せます
皆さんこんにちは。
おやざと歯科です。
昨今、睡眠時無呼吸症候群にかかる人が増えてきています。
とくに40~60代の男性は、発症率も高くなっているので要注意です。
今回はそんな睡眠時無呼吸症候群の症状やセルフチェックの方法、歯科医院で受けられる治療方法などをわかりやすく解説します。
睡眠時無呼吸症候群にかかると、次に挙げるような症状が現れます。セルフチェックにご活用ください。
・毎晩、眠っている時にいびきをかく
・いつも眠りが浅いように感じる
・日中、強い眠気におそわれる
・いくら寝ても朝疲れがとれていない
・眠っている時に息が止まって目覚めることがある
その他、肥満傾向や高血圧症の人は、睡眠時無呼吸症候群のリスクが高まっているといえます。
◎まずは内科を受診
睡眠時無呼吸症候群は内科的な病気なので、まずは耳鼻咽喉科や呼吸器科、睡眠外来などを受診することになります。
それなら歯医者さんは関係ないのでは?と思われるかもしれませんが、治療で必要となるマウスピースの作製や調整、その経過を見ていくことはお口の専門家である歯科医師の方が適している点が多々あるのです。
◎紹介状をもとに保険のマウスピースを作製
内科で検査を受けて、紹介状を書いてもらうことができれば、あとは歯科で保険適用のマウスピースを作製できます。
マウスピースは、下のあごを上のあごよりも前方に固定させるための装置です。
上下のあごがその位置関係になることで、気道を広く保ち、睡眠中にあごが下がって気道を狭める現象を防止できます。
患者さんそれぞれの歯型に合わせてマウスピースを製作しますが、最初のうちは痛みや違和感が比較的強いです。
頑張って少しずつ慣れていきましょう。
気になる費用に関してですが、睡眠時無呼吸症候群の治療のためにマウスピースを製作する場合、保険適用(3割負担)で8,000円程度です。
上で述べたように、内科の先生の紹介状が必須である点にご注意ください。
このように、睡眠時無呼吸症候群の治療は、歯科でも受けることができます。
内科などで睡眠時無呼吸症候群と診断された方は、具体的な治療へ進む際に当院までご相談ください。
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